2022年7月12日(火)ー7月22日(金)※17日(日)18日(月・祝)休廊
10:00-17:30(最終日 15:00まで)
オリエ アート・ギャラリーでは、髙田純嗣による個展を開催します。
髙田純嗣は鉄の持つ柔軟な塑性や循環性に心惹かれ、立体・平面作品の制作を続けています。
近年は芸術家が集うスペース「アプリュス」の運営に携わり、作家活動と並行してアーティスト支援も行っています。
鉄に対して髙田は次のように語ります。
「人の手によって土から生み出される鉄は、熱によって何度も再生し循環できる素材であり、剛性と粘性のおかげで自由な造形を可能とします。柔らかさと重厚感がある一方で錆といった時間をかけて朽ちてゆく弱さも持ち、私にとって鉄は土のような素朴さや時間の流れを感じる素材のひとつです。」
本展では、鉄の循環を出発点として「植物」や「水の流れ」をテーマとした作品を中心にご紹介します。
今回初展示となる「種」シリーズでは初めて鉄球を取り入れ、植物の種や実、枝ぶりを造形しました。緩やかな繋がりとバランスを保ちながらそれぞれが求める場所に身を置き、社会・自然環境における私たちの心理的な関係性の表現を試みます。
会場では小作品から高さ2mを超える大型作品を含む立体作品 9点を展示します。
有機的で流動的、堅固で柔和といった鉄が持つ表現の多様性をぜひお楽しみください。
髙田純嗣 Junji TAKADA
1980 北海道根室市 生まれ
2005 東北芸術工科大学芸術学部彫刻コース 卒業
2007 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科
芸術文化専攻彫刻領域 修了
2017 一般社団法人アプリュス 理事(アートスタジオ運営、文化振興事業)
2018 有限会社アプリュスアソシエイツ 取締役(金属造形・企画プロデュース)
■おもな展覧会(近年)
2016 A plus viewing 01-For the city heritage「美術家からの提案」 (旧田中家住宅/川口市)
2017 「時空」Hyōgen × BONSAI (旧田中家住宅)
2018 地域の中のアートな居場所 Aplus×ATLIA(川口市立ギャラリーアトリア)
2019 3331 ART FAIR(アーツ千代田3331/東京)
時の絲-A plus viewing 03-(旧田中家住宅)
2020 氷川参道プロジェクト(武蔵一宮氷川神社参道)
【ご来廊時のお願い】
*発熱、頭痛、咳、倦怠感など体調のすぐれないお客様はご来廊をお控えいただくようお願い致します。
*マスクのご着用をお願い致します。
またご来廊時には入口にて手指のアルコール消毒にご協力いただくようお願いしております。
*万が一関係者などから新型コロナウイルス感染症の発症があった場合、連絡を差し上げられるよう、
会場受付の来場者名簿へご連絡先の記入をお願い致します。
*ギャラリー内ではなるべくお静かに鑑賞ください。
*混雑が発生した場合は、入場制限をすることがございますのでご了承ください。
また室内換気のため、常時ドアを開放しております。スタッフは毎日必ず検温を含む健康チェックを行い、手洗い、消毒液による殺菌をこまめに行なっております。予防対策としてマスクを着用しご対応させていただきます。
何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。