2024年1月5日(金)ー1月24日(水) ※土・日曜・祝日休廊
10:00-17:30(最終日 15:00まで)
オリエ アート・ギャラリーでは、白谷琢磨(彫刻)と森田直樹(写真)の二人展を開催いたします。
【白谷琢磨 しらたに たくま】
折り紙をモチーフにした作品は折り紙=《祈り神》と読み解いて、祈りの対象と美の本質を結びつける行為のように捉えている。
日本人の持つ見立ての文化は必要最低限の要素の中に固有のモチーフを見出す、言い知れぬ尊さを持った行為である。折り紙遊びはその集大成の一つだ。
折り紙を木彫で表現することは形態の純化を目指してのことである。折り紙表現は紙という平面性の強い素材だからこそできることであるが、紙であるが故の不完全さ(よれや膨らみ、角の不一致など)を排した時に折り紙表現の行き着くべき神秘的な形態を示すことができるのではないかと捉えている。純粋な概念としての形態をつくり出すことは正多面体のような一つの規則を徹底した形態にまで昇華させるということでもある。
より純度の高い形態はどこか現実感を無くし、信仰の対象物に似たような説得力と神秘性を感じている。
【森田直樹 もりた なおき】
写真はただ物事を記録するにとどまらない。
芸術作品を写真に収めるという事は、その作品の姿をひとつ完成させるということ。
それは新しい発見をもたらし、鑑賞者と作品をより強く結びつけてくれる。
この写真たちは私が創り出したアートではない。無限にある立体の姿のそのうちひとつを写し込んだものだ。
そしてこれらはあなたへ向けての、私の視点の共有である。
写真を見た後にはあらためて立体作品をじっくり見てほしい。
あなたの目にはそれがどう映っているか。どこに惹かれ、何にこころが動くだろうか。
TOKYO ART BEAT(こちらで展示作品の画像をご覧いただけます)
https://www.tokyoartbeat.com/events/-/Takuma-Shiratani-Naoki-Morita-One-Form/D7AD5CD7/2024-01-05
【ご来廊時のお願い】
*発熱、頭痛、咳、倦怠感など体調のすぐれないお客様はご来廊をお控えいただくようお願い致します。
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何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。