ART WORKSアートワークス 東京ガーデンテラス紀尾井町(東京)

White Deer

鹿は古来、「神使」や「神獣」として、アニミズムや神道などの信仰を支えるイメージとして、様々な場面で登場し、親しまれてきました。一方で近年、日本では鹿が増え続けており、これは天敵であった日本狼の絶滅に加え、温暖化や限界集落の増加、林業、リゾート開発なども要因と言われます。人里に時々現れる鹿は、「迷い鹿」と呼ばれます。
大きな白い鹿の姿をした本作品は、インターネット上に現れた鹿の剥製を取り寄せ、全身を3Dスキャンして得たデータを元に制作されました。
東京という大都会を彷徨い、長い冬を過ごしたせいか、角は大きく伸びています。空を仰ぎ、春の兆しを感じているかのようです。

センタースクエア

ジャンル:彫刻(金属)
作家:名和晃平
寸法:W4,000 × H6,000 × D4,450mm